阿弥陀さま

浄心寺・阿弥陀如来立像
私の田舎は真言宗でしたので、「なむあみだぶつ」とお唱えすることはありませんでしたが、私の記憶にはなんといっても「まんが日本昔ばなし」
ああ、今週はおどろおどろしていると思っていると、おばけ、妖怪、ああ恐ろしいと、そのときの呪文がきまっていたのです。
「なんまんだー、なんまんだー、なんまんだー、、、」
「なむあみだぶつ」ではなく、あくまで「なんまんだー」でした。
これは、主人公どうしていいかわからず、困っているときの呪文ですから、まあ「神様・仏様」お助けくださいという感じ、早口になるのも仕方ありません。
葬儀屋になってお寺さんの読経を聞いていると、これ、お寺さんによってまるっきり違う。「なもあみだんぶ」、「なむあみだぶ」、「なんまいだぶ」、「なんまいだんぶつ」・・・・・
これは、全部「なむあみだぶつ」=「南無阿弥陀仏」なのです。
阿弥陀さまはやはり、浄土教、真宗が全国に広がるとともに、細かい事はさておき、末法の世、民間信仰、ご利益をもたらしてくれる神仏であったのでしょう。
阿弥陀さまは、「阿弥陀如来」・「阿弥陀仏」で大乗仏教の如来(にょらい)の一人です。「アミターユス/アミターバ」の訳、「無量寿仏/無量光仏」で、燦然とかがやく光、金剛石(ダイヤモンド)、瑠璃、瑪瑙、などとにかくすばらしい西方十億万土の「西方極楽浄土」で「説法」をしていて、「説法」を聞いた人々は、「輪廻」をたちきり「仏」となるわけです。
なにしろ「お浄土」の「先生」ですから、民衆に一番人気があるのも当然で、「宗教的」なことは二の次「ご利益」を期待するのも当然です。
法蔵比丘(びくは僧のこと)は、衆生を救い、衆生のためにすばらしい浄土をつくろうと、いろいろ長い間考えていました。(五劫・・とてつもなく長い)
それではまず自分からと四十八の願いを立てたのです。(第十八願は特に本願とされます。)、やっとのおもいで無事に願いを達成した、法蔵比丘は阿弥陀如来となり、西方浄土を建立したのです。
平等院鳳凰堂などは現世に西方浄土をつくってしまえ、と藤原氏がつくらせたものです。
「阿弥陀さま」については以上で終わります。



