観音経 その2
  
  妙法蓮華経觀世音菩薩普門品第二十五
  (みょうほうれげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんだいにじゅうご)

  若有百千萬億衆生(にゃくうひゃくせんまんのくしゅじょう)
  為求金(いぐこん)
  銀(ごん)
  瑠璃(るり)
  ○○(しゃこ)
  瑪瑙(めのう)
  珊瑚(さんご)
  琥珀(こはく)
  真珠等寶入於大海假使黒風(しんじゅとうほうにゅうおたいかいけしこくふう)
  吹其船舫(すいごせんぼう)
  飄堕羅刹鬼國(ひょうだらせつきこく)
  其中若有乃至一人稱觀世音菩薩名者(ごちゅうにゃくうないしいちにんしょう
                          かんぜおんぼさみょうしゃ)
  是諸人等(ぜしょにんとう)
  皆得解脱羅刹之難(かいとくげだつらせつしなん)
  以是因縁(いぜいんねん)
  名観世音(みょうかんぜおん)
  若復有人(にゃくぶうじん)
  臨當被害(りんとうひがい)
  稱觀世音菩薩名者(しょうかんぜおんみょうしゃ)
  彼所執刀杖尋段段壊(ひしょしゅとうじょうじんだんだんね)
  而得解脱(にとくげだつ)
  若三千大千國土(にゃくさんぜんだいせんこくど)
  満中夜叉羅刹(まんちゅうやしゃらせつ)
  欲来惱人聞其稱觀世音菩薩名者(よくらいのうにんもんごしょう
                        かんぜおんみょうしゃ)
  是諸惡鬼(ぜしょあくき)
  尚不能以惡眼視之(しょうふのういあくげんじし)
  況復加害(きょうぶかがい)

  (和訳)

  若し百千万億の衆生ありて、金銀、瑠璃、しゃこ、瑪瑙、珊瑚、琥珀、
  真珠等の宝を求めんが為に大海に入らんに、
  仮使黒風がその船舫を吹いて、羅刹鬼国に飄堕せんに、
  其の中に若し乃至一人の観世音菩薩のみ名を称うる者あらば、
  是の諸人等皆羅刹の難を解脱することを得ん、
  是の因縁をもって観世音と名づく。
  若し復た人ありて当に害せられんとするに臨み、
  観世音菩薩のみ名を称せば、
  彼の執るところの刀杖は尋いで段々に壊れて、
  解脱することを得ん。
  若し三千大千国土の中に満つる夜叉、
  羅刹来りて、人を悩まさんと欲せんに、
  其の観世音菩薩のみ名を称するものを聞けば、
  是の諸々の悪鬼も、尚悪眼をもって之れ視ること能わず、
  況んや復た害を加えんや。



  (解説と現代語訳)

   ここは特に現代では考えられません。
   羅刹=人食い鬼、夜叉、刀杖・・・・

   しかし読み替えは可能です。
   羅刹の国は北朝鮮、刀杖はピストル
   夜叉は○○団、
   
   様々な危険な要素が依然として
   我我の周りにあるということです。
   それは形態を変えただけですので、
   結局昔も今も変わりません。
 


   「もし、百千万億の人々があったとして
   そのなかから、財宝を求め、大海に入り
   暴風雨が吹いて、その船が人食い鬼の国に
   流されたとする。
   その中の誰かが観世音菩薩の得を信じ
   その名をとなえるなら、
   船員はすべて人食い鬼の恐怖から
   脱する事ができる。
   だからこそ観世音というのじゃよ。」

   「もし、いままさに殺されようとする人がいるとする
   その人が願いをこめて
   観世音菩薩の名をよべば
   賊が振り下ろそうとしている刀は
   段段とヒビがはいり、折れてしまう。
   その人は死の恐怖から自由だ。」

   「もし世界中に、夜叉や人食い鬼がやってきて
   住民に危害を加えようとしたとする。
   夜叉や人食い鬼が
   だれかが観世音菩薩と呼んでいるのを聞けば
   このもろもろの悪鬼も
   悪さをしようとはできなくなり
   、ましてその人に危害が及ぶ事はない。」

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