葬儀の心得

本郷 金子商店

6、葬儀・告別式

A葬儀・告別式の留意点

  1)服装について
  これは略式喪服で済ませる方がほとんどです。
  日本人の男性の紋付はかまは
  ほとんど見なくなりました。
  たまにモーニングをみますが1年に1度ぐらいです。
  女性の遺族は和服を着る方が多いですが
  夏は特に大変ですので、洋服をお勧めします。
  礼服を、この日だけは着る事をお勧めします。

  2)会葬者について
  実は、会葬者は、東京の葬儀・告別式は
  前日のお通夜の1/3ぐらいになります。
  
  3)弔電の紹介
  これは少し考えてみるとおかしな話で
  葬儀に参列できないから、弔電を出します。
  葬儀に参列できない方のお名前を
  わざわざ、時間をもうけて、紹介する。おかしくないですか?
  政治家、会社の社長、取引先の社長、
  が先に紹介され、本当の友人、心がこもった文章は後になる。
  政治家の弔電は一番安い緑色の薄っぺらいものです。
  文章だって一番短い物
  哀悼の意なんか表していません。
  名前だって支援者じゃないかぎり、わざわざ読む必要はありません。
  それより、本当の友人の弔電を2、3通読んで
  終わりにしたいものです。

  ありきたりの弔電だけなら、一切読まないのもありだと思います。

  4)葬儀ナレーションについて
  互助会さんなどは冠婚で得たノウハウを
  葬儀の場にもちこもうとしました。
  ”故人についてのナレーション”です。
  感動の演出です。
  どのようなものか書いてみます。

  「金子花子様の人生 それは多くの苦難と悲しみを乗り越えて
  こられた、尊いご生涯でございました。
  花子様はロマンを感じる大正10年10月10日
  葬儀屋を営むご両親のもとに、文京区本郷の地で生を受けられました。
  何不自由ない少女時代をすごされておいででしたが
  花子様、7歳の時にご両親を事故でなくされ
  それからはご親族の庇護をうけ成長されました。
  ・・・」
  ここからさらなる感動の演出が
  続くのですが、省略します。
  
  われわれ町の葬儀屋はこんなことは絶対しません。
  葬儀に参列される方は4分司会者がどんなにがんばって
  ナレーションを考えようが、それ以上の事を知っているからです。

  お涙頂戴の部分だけではなく
  故人のずるいところ、いやだったところ
  笑えたところ、ずぼらだったこと
  すけべだったこと、みんなしっているからです。
  

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