葬儀の心得

本郷 金子商店

5、お通夜

1、お通夜とは?

  故人は明日荼毘(火葬)に伏されます。
 そのときはまさに”白骨のみぞのこれり”です。
 

 スケジュールはこちらを参考にしてください

  東京の お通夜は昔と今では、その役割がちがっています。
 
 ※昔のお通夜:遺族・親族・近親者など限られた人達で故人を忍びました。
          近い人達は徹夜で、ろうそくの火をまもり、お線香をあげ
          お酒を飲んで、故人の思い出を語りました。
          お寺さんの読経も長くはありませんでした。
          料理は近所の奥様方の手料理です。

 ※役割:故人との最期のお別れを明日にひかえ、親しい人にとっての
       ワンクッションとして、機能してます。
       夜通しのお守りは、宗教的な意味合いよりも、亡くなった方を魔から守る
       という人間的な意味合いが強いでしょう。
   
 ※今のお通夜:ぞくぞくとご会葬の方が弔問にこられます。
           (仕事が終わった後になります。告別式の時は仕事になるためです。)
           通夜ぶるまいは、仕出し料理になり、会葬者の数により
           ご負担が大きくなります。
           消防法によりほとんどの会館では、火は消します。
           寝ずの番というものができなくなり、親族は一度帰宅します。
        
 ※役割:ご会葬の方の弔問を受ける場でしょう。
      故人との思い出を語り合うのは、皆さんがおかえりになってからです。
      時間にも追われてしまいます。
      故人を夜を徹して守らないというのは、
      非情なようですが、体力的には、昔より楽ではないでしょうか。

  つまり現在の東京でのお通夜は、ご会葬の方のためという感じがします。
 喪主さんは気を使いへとへとです。
 ただこれは、現在の事情を考えると仕方がありません。
 世話になった、親しかった方の葬儀に香典をもって弔問に伺えるのは
 仕事が終わってからです。
 これからもしばらくこのスタイルがつづくでしょう。

 
       
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