葬儀の心得

本郷 金子商店

6、葬儀・告別式

C出棺の挨拶

  出棺の挨拶
  喪主さまが一番悩むところでしょう。
  
  私はいつも文例をお渡ししますが
  「これをそのまま読む事は
  非常にかっこ悪いとおもいます。」

  とお客様にお伝えします。

  私が聞いた挨拶のなかで
  一番短い物は
  「ありがとうございました。」の一言だけです。
  これでいいんです。
  万感がその一言にこもっていれば。
  

  あくまで文例として以下をご紹介します。
  
  「本日は、遠路ご多忙中のところ、ご会葬
   ご焼香をたまわりまして誠にありがとうございます。
  故人在命中は、皆様方にひとかたならぬご厚情を賜りまして
  心からお礼申し上げます。
  本日も多数の皆様方にお見送りいただき、
  故人も本当に喜んでいると思います。
  
  <エピソード>ここは変わります
  故人は戦時中の生まれで、倹約、誠実、弱音をはかない
  を常に心がけていきてまいりました。
  金子株式会社の社員として40年務め上げたあとは
  余生を趣味の囲碁や、母との旅行など
  まさに悠々自適に過ごして参りました。
  昨年8月の健康診断で、右肺に癌が発見され
  本人も必ず根治させると
  頑張っていましたが
  8月31日帰らぬ人となりました。
  まさに倹約、誠実
  弱音などはかないという父は、闘病生活を通して
  生き様のようなものを我々に伝えていたのではと思います。

  遺された私達一同は、若輩者ではありますが、
  これから故人の意志に沿うよう努めていく所存でございます。
  皆様方には、故人生前同様のおつきあい
  ご指導を賜りますようお願い申しあげます。
  簡単ではございますが、これをもちまして
  お礼にかえさせていただきます。
  本日は、誠にありがとうございました。
  
  ポイントは
  あくまで自分の言葉で

  故人の在命中のお礼とこれからの変わらぬお付き合い
  をお願いすることです。

  間違えたって、ことばにつまったって
  上手な挨拶でなくとも
  相手に気持ちが伝わればいいんです。


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