香典について
香典とは?
葬儀に参列する際には、手ぶらでいくというわけにはいきません。コンビニや文房具店で香典袋を買い求め、そこにある程度の金額をいれ、受付でお渡しするのが慣行となっております。
香典はもともと香奠と書きました。「香」→「お米・野菜など」→「現金」と変遷し、戦後はほぼ現金となりました。
これはあまり諸外国にはみられない、日本人の相互扶助の精神からでしょう。
葬儀では、ほとんどの家庭で香典をいただくようになると思います。ですから、葬儀費用の出費だけではなく、収入もある事を忘れないでください。
香典袋の書き方
毛筆しかも薄墨(涙で墨がうすまる)で書くのが正式とされますが、サインペンやボールペンで書いても私は失礼にはあたらないと思います。だいたい市販の香典袋にはハッキリ、真っ黒で御霊前と印刷されていますから・・・。
■仏式
葬儀から四十九日まで(法要当日まで)は、御霊前の袋でいきましょう。法要・納骨が終わって初めて仏さまになり、以降は御仏前です。
浄土真宗の葬儀の場合・表書きはずっと御仏前なのです。これはなくなってすぐどんな方でも、阿弥陀様のお慈悲のもと、仏さまになる。というか考えからですが、訃報に宗派まで明記してある場合は稀です。気になりだすと止まりませんから、御霊前の袋でもかまわないと思います。
■神式
このような袋は、なかなか売っていません。そこで、蓮が印刷されていないもので、白封筒でかまいませんが、自作しましょう。玉串料または榊料と記入します。また仏式の香典袋「御霊前」で蓮が印刷されていないものなら、かまわないと思います。こちらのサイトならPDFファイルをダウンロードして作成できます。(残念ながら無料ではありません。)
■キリスト教
キリスト教の表書きは、カトリックの場合は「御ミサ料」らしいのですが、無難にいきましょう。カトリック・プロテスタント・・・いずれにせよ「御花料」なら一番無難かもしれません。こちらも上のサイトからダウンロードできます。また、水引はかけません。
香典の相場(これは難しいので私情が入っています。)
以下の表はあまり参考にならないかもしれません。なぜなら、私情が入るからです。つまり故人と自分との関係を考慮し、包む金額を決定しなければなりません。また、地域性や収入より当然差がでます。以下の表の役にたたない所はそこなのですが、だいたいの目安ぐらいにはなるかもしれません。
| 対象者 | 相場 | 私だったら |
|---|---|---|
| 親 | 70,000〜100,000円 | ちょっと苦しいのですが100,000円でしょう。 |
| 兄弟・姉妹 | 30,000〜50,000円 | 妹には50,000円かもしれません。 |
| 祖父母 | 20,000〜30,000円 | 父方:学生の時に他界し1銭もつつみませんでした。 母方:祖母が現在も健在です。30,000円つつむと思います。 |
| 叔父・叔母 | 10,000〜30,000円 | わたしの叔父叔母は大勢いらっしゃいます。 悩みますが10,000円でしょう。 |
| その他親戚 | 10,000〜20,000円 | わたしの親戚もこれまた大勢です。 10,000円です。 |
| 職場の上司 | 5,000円 | わたしの職場の場合社長です。 毎日顔をあわせているので、30,000円ぐらい包むと思います。 |
| 職場の部下 | 10,000円 | わたしの職場には部下がいません。 もし部下がいるとすれば、やはり10,000円でしょう。 |
| 職場の同僚 | 5,000〜10,000円 | これは10,000円だと思います。 |
| 職場の家族 | 3,000〜5,000円 | こちらは5,000円です。 |
| 友人 | 5,000〜30,000円 | 親友の場合、私は30,000円ぐらいつつむと思います。 |
| 隣近所・町会など | 5000〜10,000円 | こちらは5,000円ですね。 |
香典袋へのお金の入れ方
マナー本には、お札は旧札・お札の裏面が見えるようにいれるなど書いてあるかもしれません。しかしお札を取り出す受付の係りはそんな事を気にしている暇がありません。一番大事な事は、記入した金額通りの額が入っているか確認することです。
それから住所・名前をわかりやすく明記することです。郵便番号までキチンと書きましょう。
ふくさのつつみかた

- ふくさの上に香典袋を図の様におきます。
- ふくさの右側を図の様におりこみます。
- 上下もおりこみます。
- 最後に左側をおりこみ、全体をつつみます。
香典の供えかた
受付の係りの方が名前を読める様渡します。受付に記帳する際に、大勢の方が並んでいるようでしたら、名刺などを用意しておきます。



