葬儀社 創業140年 本郷金子商店葬儀社 創業140年 本郷金子商店株式会社

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葬儀の心得・葬儀の留意点

留意点
①服装について
これは略式喪服で済ませる方がほとんどです。 日本人の男性の紋付はかまは ほとんど見なくなりました。 たまにモーニングをみますが1年に1度ぐらいです。 女性の遺族は和服を着る方が多いですが 夏は特に大変ですので、洋服をお勧めします。 礼服を、この日だけは着る事をお勧めします。
②会葬者について
実は、会葬者は、東京の葬儀・告別式は 前日のお通夜の1/3ぐらいになります。
③弔電の紹介について
これは少し考えてみるとおかしな話で 葬儀に参列できないから、弔電を出します。 葬儀に参列できない方のお名前を わざわざ、時間をもうけて、紹介する。おかしくないですか?
政治家、会社の社長、取引先の社長、 が先に紹介され、本当の友人、心がこもった文章は後になる。 政治家の弔電は一番安い緑色の薄っぺらいものです。 文章だって一番短い物 哀悼の意なんか表していません。 名前だって支援者じゃないかぎり、わざわざ読む必要はありません。
それより、本当の友人の弔電を2、3通読んで 終わりにしたいものです。 ありきたりの弔電だけなら、一切読まないのもありだと思います。
④葬儀ナレーションについて
互助会さんなどは冠婚で得たノウハウを 葬儀の場にもちこもうとしました。 ”故人についてのナレーション”です。 感動の演出です。 どのようなものか書いてみます。

「金子花子様の人生それは多くの苦難と悲しみを乗り越えて こられた、尊いご生涯でございました。 花子様はロマンを感じる大正10年10月10日 葬儀屋を営むご両親のもとに、文京区本郷の地で生を受けられました。 何不自由ない少女時代をすごされておいででしたが 花子様、7歳の時にご両親を事故でなくされ それからはご親族の庇護をうけ成長されました。 ・・・」
ここからさらなる感動の演出が 続くのですが、省略します。

われわれ町の葬儀屋はこんなことは絶対しません。 葬儀に参列される方は4分司会者がどんなにがんばって ナレーションを考えようが、それ以上の事を知っているからです。 お涙頂戴の部分だけではなく 故人のずるいところ、いやだったところ 笑えたところ、ずぼらだったこと すけべだったこと、みんな知っているからです。