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葬儀の心得・通夜ぶるまい

お通夜とは?

これは、お清めともいいます。 浄土真宗ではお斎(おとき)というようにいわれます。 ここで、その本質をずばり「故人を酒の肴にして、宴会をします。」 昔は、精進料理を近所の奥様がつくり 親族、親しい友人だけでお酒を 飲んで、線香をたやさず 故人の思い出を語り合いました。

現在は・・・・・・。

生寿司、串焼き、煮物、刺身、カツサンド、オードブル ご馳走がずらりとならびます。 とても精進料理などとよべる代物ではありません。 肉に魚に殺生のオンパレード 仏教の葬儀でこんなことしていいんだろうか? という感じです。

わたしはおもうんです。 お葬式や結婚式にはどこか ぱっとお金を使うというところがあります。 人が一人減る、共同体に新たな人が加わる。 これは、尋常な事ではありません。 日常から逸脱しているのです。 お金をかけ普段と違う事をします。 だから、世界中どこにいってもその傾向があると思います。 逆に先進国(おかしな表現ですね)といわれよろこんでいる国ほど その傾向が薄れるのかもしれません。

お清めが仏教の本質からはずれようがいいんです。 ですから、ぱっとお金をかけ なるべくおいしいものを皆さんにふるまってください。 宴会になろうが、それはそれでいいとおもうのです。 通夜ぶるまいの席が、シーンとして皆さんのお箸だけ が動いてる、想像しただけでいやな感じです。

みなさんが、おいしく、楽しく召し上がっている姿を 故人はどこからか、みているかもしれません。 祭壇はちいさくてもかまいませんが 料理だけはお金をかけましょう。